3回表、最大のピンチを救ったのは、ひとりの観客だった。

2007年春、高校野球大阪府大会。

それは突然起こった。

力投を続けていた2年生投手の左胸に、打球が直撃したのだ。

心停止。

そのとき、ひとりの観客が動いた。

彼は周囲の人たちと協力し、

学校に設置されていたAED(心臓救命装置)を使い、

2年生投手の一命をとりとめたのだ。

1ヶ月後、彼は練習に復帰。

翌年、主将として高校最後の夏を迎えた。

(ACジャパンAED普及啓発広告より)

AED 3回表、最大のピンチを救ったのは、ひとりの観客だった。
(財団法人日本心臓財団 AED普及サイト

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救急救命マメ知識

 もし、あなたが今回のような現場に居合わせ、救命処置(心臓マッサージやAEDの使用)をすることになった際に、万が一、手順を間違えて事故が起きても、あなたが責任を問われることはありません

 この認識はとても重要で、事故を恐れて躊躇することによって、患者の病状を悪化させてしまうケースが非常に多いそうです。

 胸骨圧迫(心臓マッサージ)と人口呼吸は「30対2」の割合で!という基本がありますが、実際は25回であっても、34回であっても構いません。感染症が怖くて人口呼吸ができないのなら、やらなくてもよいのです。

 要するに、正確な処置に拘りすぎて何もできなくなってしまう状態が一番良くないので、できる範囲での処置をすることが大切です。もちろん、正しい処置方法を学ぶ機会があれば、積極的に参加してみてください。

◆リンク「心肺蘇生はなぜ重要なのか?

AED 財団法人 日本心臓財団 「AEDを知っていますか?」